背景に物語を抱えてるのはみんな同じ。知らないほうの物語にも思いを馳せられるのが想像力
みんな同じこと繰り返してるだけなのに、経験の評価に何の意味があろうか
いくらでもかわりのきく会社の歯車が、かけがえのない家庭の歯車を道連れに壊れて行く
優等生という、人の地位を奪うことばかりに長けたでしゃばり
譲りあい、助けあわなきゃ生きられない。 自力チャレンジも楽しいけど、それは非日常だけで良い。
人間には二種類ある。 豪腕で不運を吹き飛ばす奴と足腰で不運に耐える奴と。
改革派は理想と現実を、保守派は現実と理想を混同する
豊かさと幸福とは一番最初の局面でしか比例してくれない 特に皆が手加減を知らない中では
マネーの灰色とカワイイのピンク。 バラ色だったはずのあの頃の未来はずいぶんと生きづらい色になってしまった
7時を回ったというのに青みの残る空と、うるさいぐらいのセミの声 やりすぎの季節は今が盛り
酒が口を滑らせるのか、口が滑るのを酒のせいにしたいのかそんな素晴らしき文化
今の世に子供を産み落とす もしかしたらそれ自体がとても残酷なことなのではないだろうか
自分をよく見せるためならみんな金と時間を惜しまない これが贅沢でなくて何なんだろう?
この世は生まれつきのハンデ戦。 なのになぜ、より速く走ることだけじゃなくて、ハンデで有利なことまでもが評価の対象となるのだろう?
バカなこと。みんなでやめれば怖くない。 みんながやめないからやめるのが怖くなる。 だから、やめるのって多分責務
アスファルトの上でのたうつミミズ。 社会の理から外れて苦しむ人達。 恐怖心を超えて救える人はどれだけいるのだろう
食べる寝る→うれしい 人間だって動物と地続き
時を刻むことにどれだけの意味があろうか。 人より着実に、決して怠らず。そしてそれは非人間的なまでに10時10分30秒。 時計の中の人が眉を吊り上げていた
人を格で切り分ける その当否はともかく その発想が気に食わない
社会の別の在り方の可能性を示してみよう。 それがこんな社会を作った奴らへの復讐になる。 「仕方なかった」で逃げさせるもんか
みんな心を殺して、働くための準備をしている。その意味を考えることもなく。満員電車からは強烈な動物臭がしていた
目の前に厳然としてある格差。 それは誰をも幸せにしない。 きちんとした処遇をすることを前提に。 分離するが平等、かつ幸福だと思う。
天気雨のワクワクと雨の憂鬱 結局、暗くなるのが駄目なんだ雨のオフィス街のグレーに、明るい色の傘一本で立ち向かうドン・キホーテはきっと魅力的だろう
消去法で考える人間は、人の好意も磨耗させて、生涯幸せになることはない。 不満足なソクラテスより満足な豚で良い
近頃メスの好きなもの 馬は速さでライオン強さ 孔雀は羽で人は金
自分の不遇を疑ってみよう。 本当に不遇なら、戦おう。 本当は不遇じゃないなら、それを言い訳に義務から逃げるのはもう止めにしよう
定型化した反逆は、その瞬間に権威に対しての追従となり、反逆としての価値を失う。
動物は相手を下に見た時に牙を剥いて「笑う」という。 たとえ笑いの根源がそうだったとしても、世の中の笑いがそればっかりになっていたとしても。私は人間でありたい
消去法は何も産み出さない。 それはあたかも巨大な原石から、5ミリの宝石を削り出すがごとき、不毛な作業。 その削り出されたものは純粋であるかもしれないが、それだけに何色にも染まる
時代を超えて輝く言葉なら歴史の名文家に任せておけば良い。 ちっぽけな自分に出来ることは、時代と対象を絞ることだけ。全てが陳腐化した今、新しいものはきっとそこから生まれる